盲腸とも言います。
最初はおへその周りから痛くなり、半日から1日と時間が経っていくうちに右の下腹部 (おへそと腸骨の間) へと痛みの場所が移っていきます。
痛み方も
だんだん強くなって身体をよじるようになっていきます。
ちょっと押しただけでも強く痛がるようになります。
熱も出ます。
子どもが痛みで顔をゆがめ、手で右下腹を押さえ身体を右によじりながら診察室に入ってくる格好を見ただけで、それと分かることもあります。
小児科では常に虫垂炎を意識して診察を行います。
実際にはなかなか見きわめることが難しくて、注意しても見逃すことはあります。
よって、見きわめるために入院して経過の観察を行うこともあります。