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呼吸や心臓が止まっているか確認。止まっていれば心肺蘇生 (人工呼吸、心臓マッサージ) を行う。

小さい子どもは危険もわからず、いたずらをして感電してしまうことがあります。

子どもは、クネクネして細長いものに興味が惹かれるようです。

診察室では聴診器に手を伸ばし、くわえようとします。
家庭では電気のコードで遊んだり、くわえて歯で噛んで感電する危険があります。

感電して、呼吸や心臓が止まったり、触ったところにやけどを生じることもあります。その場で緊急に適切に対処しなければなりません。 

まず第一に、電源を切る、あるいは子どもを電源から遠ざけることです。

右の写真をイメージで覚えておいて下さい。
とっさに同じようにできることが大切です。
この際に、 自分が感電しないように注意して行うことが重要です (連鎖感電の防止) 。

すなわち、人手の少ない家庭内において自分も感電して倒れてしまうと、助けるべき人が二人に増え、助ける人の手はよけい少なくなって
しまいます。
事態は悪化し、緊急の対処はいっそう困難になります。

第二に、呼吸や心臓が止まっているか
確認します。

止まっていれば躊躇することなく心肺蘇生 (人工呼吸、心臓マッサージ) を行って下さい。
そして、大声を張り上げて人を呼ぶか、他に人がいなければ、蘇生しながら救急車を呼んで下さい。
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