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溶連菌感染症では、のどや扁桃腺が赤く腫れます。咽頭痛(のどの痛み)が強い。口の奥が赤く腫れたり、点々と出血斑が見られる

子どものホームケアの基礎 ホーム > 目で見てわかる子どもの病気 > 溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)
溶血性連鎖球菌は、略して溶連菌とよく言われます。

1個1個の細菌は丸い形をしていて、直径は約千分の1ミリ程度の大きさです。
くっついたまま増えるので、数珠のように連なっていきます。

血液を溶かす毒素を作る性質を持っています。
これらの特徴から溶血性連鎖球菌と呼ばれています。

さらに発熱や発疹を引き起こす毒素を何種類か作る性質も有しています。
溶連菌の感染を繰り返すこともあります。
溶連菌にもいろいろな型があるためです。溶連菌感染症では、のどや扁桃腺が赤く腫れます。
扁桃腺に膿がついて、ひどくなると一面に広がります。

溶連菌感染症ではウイルス感染と異なり、軟口蓋の所見が目立ちます。




口蓋垂やその周囲の軟口蓋が赤く腫れたり、点々と出血斑が見られます。
咽頭痛が強い
のも溶連菌感染症の特徴です。

舌にも特徴が見られます。舌の周辺が赤くなり、中央には白苔が広がります。
その中に舌乳頭 (舌の粘膜のつぶつぶ) が赤く腫大して突出します。
やがて白苔が消えて舌全体が苺のように赤くなって、「いちご舌」と呼ばれます (一番下の写真) 。
これらの点を参考に溶連菌感染症を疑います。
しかし、見た目だけでウイルス感染とはっきり鑑別することは困難です。
そこで、迅速に診断できる簡単な検査を行って溶連菌がいるかどうか調べます。
綿棒でのどの粘液を拭い取って行います。

溶連菌感染症の治療は抗生物質で徹底的に行います。
リウマチ熱や急性糸球体腎炎といった厄介な合併症を予防するためです。
小児科医は常に溶連菌を見逃さないように強く意識して診療しています。






  
  

  


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